失敗しないヴィンテージ選び:オンラインで輝く一点を探すコツ

失敗しないヴィンテージ選び:オンラインで輝く一点を探すコツ

  ヴィンテージの魅力は、何よりも「唯一無二の存在感」。 ただ、オンラインでのヴィンテージ品ショッピングは実際に手に取って細部を確かめられないぶん、不安を感じる人も少なくないはず。 届いたときに「想像と違った…」とならないためには、ちょっとした“見極めのコツ”を知っておくことが大切。 この記事を読めば、誰でも今日から安心してヴィンテージを楽しむ“目利き”に!   "バッグ"   ✔️外装のコンディション   ヴィンテージバッグを選ぶときには、まず修復が難しい「型崩れ」がないかを見極めることが大切です。さらに、最も使用感が出やすい「角の擦れ」に目を配ることで全体の印象がぐっと変わります。そして「底面」が美しく保たれていれば、ふと視線が届いた瞬間にその魅力が際立ち、底鋲が付いているものであれば摩耗を防ぎ、より長く品格を保ちながら愛用できるでしょう。 また、細かい部分では飾り革の捲れなども注意して見るとコンディションの良し悪しの判断材料になるはず! ✔️縫製と構造の安定性 ストラップの接続部分やハンドルの付け根の生地痛み、そして内外装関わらずの縫製の欠損はそのバッグが非常にデリケートな状態になっているということ。ヴィンテージバッグの細かい縫製や、生地の状態はそのバッグの永続性に大きく関わると言えるでしょう。 ✔️経年によるくすみや変色 ヴィンテージバッグの金具はバッグ全体の輝きにとても影響を及ぼす。錆や緑青の有無、経年による金具の変色を注意深く見て自分の求めるクオリティに見合う価値があるか見極めましょう。 多少の変色であればケア用品で改善できることもあるので、どこまで許容できるかという“自分なりの基準”を持つことも大切です。   "洋服"   ✔️生地のコンディション ヴィンテージの洋服は、経年によって生地が繊細になっている。肌に頻繁にあたる脇や背中部分、よく動かす腕周りなどの生地はとてもデリケート。全体の生地の状態はもちろんのこと、ポケットの内側、裏地の部分の汚れや破れはとても見落としやすい。注意深く見ていきましょう! ✔️ 縫製の欠損  縫製のほつれは、服全体の破れや型崩れにつながってしまうことも。お気に入りの一着を長く着続けるために細かい部分の縫製の状態も確認すると良いでしょう。 VINTAGE QOO TOKYOオンラインでは、内側にわずかな汚れや縫製のほつれなどがあったら形状がわかる基本写真に続き、状態写真を公開しております。その写真がないアイテムには、目立つ欠損がないという当店の品質保証の証です。当店のクオリティチェックを念頭に置き、どうぞご安心してお買い物をお楽しみください。   "時計"   ✔️文字盤の傷や擦れ・裏蓋の汚れ 文字盤は時計の顔。時計を見るとき何度も顔をあわせる部分。 時計本体と切り離せない部分だからこそ文字盤本体の状態確認は必須項目。  ...
白が奏でるサマームード!

白が奏でるサマームード!

夏の強い日差しを味方につけるなら、ホワイトは欠かせない!清涼感とクリーンな印象を同時に叶え、夏空の下で肌を生き生きとさせる魔法の色。今季のマストハブカラーアイテムをお届け!    ITEM 1: DIOR コットンジャケット ベージュを帯びた味わい深い色味が魅力のヴィンテージジャケット。シンプルながら存在感のある大ぶりのロゴボタンと、ヴィンテージならではの美しいシルエットが印象的。シックにまとめても、カジュアルアイテムとミックスしても、今だからこそ新鮮に感じる一枚!   ITEM 2: CHANEL クラシックチェーンバッグ 時代を超えても愛される続ける、メゾンのアイコン。夏だからこそ、ホワイトに挑戦してみてはいかが?ゴールドチェーンとの組み合わせが放つ存在感は唯一無二。デニムスタイルにも相性が抜群!   ITEM 3: レザーストラップウォッチ  (BVLGARI,BVLGARI,CARTIER 着用画像の上から下)レザーならではの重厚感に、ホワイトカラーの軽やかさが加わり、上品さと爽やかさのバランスが絶妙!   ITEM 4: CHANEL サマートップス さりげなく主張するココマークがポイントのシャネルのトップス。カジュアルでありながら上品さを保ち、夏の装いにフレンチシックな風を添えます。一枚あれば、心強い存在となる予感。   ITEM 5: HERMES ケリー     軽くて涼しげなキャンバスに、レザーの上品さがプラスされ、カジュアルにもきれいめにも合わせやすい。   ITEM 6:...
GRIPOIX : ココ・シャネルの思いが詰まった傑作のガラスジュエリー

GRIPOIX : ココ・シャネルの思いが詰まった傑作のガラスジュエリー

"シャネルのグリポワ・ジュエリーとは?" 20世紀初頭にココ・シャネルと当時メゾン・グリポワ(Maison Gripoix)のジュエリーデザイナーであったロベール・グーセンス(Robert Goossens)のコラボレーションにより誕生したコスチュームジュエリー。 グーセンスはガラスやパールを使用した華麗なジュエリーで知られ、ムッシュ・ビジュー(Monsieur Bijou)とも呼ばれていた人物。1950年代からシャネルと協力し数々のアイコニックな作品を生み出した。シャネルの創設者であるココ・シャネルのビジョンとグリポワの高度な技術が融合したものであり、ファッション業界において非常に重要な位置を占めている。   "メゾン・グリポワとは?" 写真:Augustine Parisのホームページより ---1869年にオーギュスト・グリポワ(Auguste Gripoix)によって設立。創業当初から、ガラスを溶かして型に流し込み、宝石のような美しいパーツを作るパート・ド・ヴェール(Pâte de Verre)技法でジュエリーを製作することに特化していた。設立して150年以上経った今でもその伝統を守りつつジュエリー以外にも照明やインテリア小物などの製作をし続けている。写真:Gripoix Parisのホームページより  "ココ・シャネルのビジョンに合致する傑作"  写真:WWDより 20世紀前半、ジュエリーを身につけられるのは富裕層のみ。ココ・シャネルはファッションにおいて洋服にあうジュエリーを身につけることが重要だと感じていた人。そんな彼女の価値観から生まれたシャネルのコスチュームジュエリー。宝石を身につけることができない層から多くの支持を集めた。そういった面において、メゾン・グリポワが体現していた高い技術力、新たな素材を生み出した革新的な考え方はココ・シャネルのビジョンに合致する最高のコラボレーションだったと言えるだろう。     “希少性と独自の美しさ” 写真:S/S 1988 (左)、S/S 1989(右)CHANEL広告キャンペーン --- 150年以上の歴史を持ったメゾンの職人が一つ一つ細部にまでこだわって手作業で作った唯一無二の価値のあるジュエリー。高品質なガラスとメタルの組み合わせが、他に類を見ない独自の美しさを生み出している。 "なぜガラスなのに高い?" ここまでの説明を見るとそう疑問を持つ人も少なからずいるはず。グリポワの値段が他のシャネルのジュエリーよりも高い理由は 1.「メゾン・グリポワ」が持つ高度な技術によるハンドメイドで、一つ一つの作品に多大な時間と労力がかけられている。2.大量生産は行わず、限定的に生産されたものなので、歴史的な価値があり、希少性が高い。3.高品質のガラスパールや半貴石、ゴールドプレートが施され素材自体のコストも高い。4.グリポワならではの芸術的なデザインとココシャネルの革新的なデザインが合わさった時代が産んだ芸術品。この4つの要素が大きく作用している。 "復刻されたグリポワ" 2020/2021 FALL WINTERコレクションにてメゾン・グリポワと再度コラボレーションを行った。 写真:VOGUEより
時を刻む芸術品:ヴィンテージウォッチ 

時を刻む芸術品:ヴィンテージウォッチ 

ヴィンテージの腕時計は、まさにそれぞれの時代の美の基準を映す鏡のような存在。腕時計の歴史はおよそ100年余り。時計の世界では一般的に1970年代以前の時計を「ヴィンテージ」と呼ぶ。この時代の時計は、まだ大量生産の技術が限定的だったため、1本1本に職人の技が息づいているもの。 それぞれの時計には、その時代の社会背景や流行が色濃く反映されており、単なる時間を知る道具としてだけでなく、歴史を物語るアイテムとして愛され続けている。   "ヴィンテージウォッチの魅力"   #1 歴史を纏うデザイン 現行モデルが進化の果てにある「完成形」だとすれば、ヴィンテージは途中経過の上にある魅力を示している。   #2 限定性と唯一性 一つとして同じものはない、時計の経年変化。 文字盤の焼けや退色した針は、その時計がたどってきた時間を物語る唯一無二の個性。時の流れが生み出した、まさに芸術といえるだろう。     #3 資産価値としての魅力 現行モデルと比べて手の届きやすい価格帯でありながら、生産終了によって市場に出回る数が年々減っているのも大きな魅力の一つ。 資産としての価値も秘めているため、時を刻む道具としてだけでなく、将来を見据えた「投資」としても注目されている。   "ブランド別ヴィンテージウォッチの魅力" ▶︎ROLEX|世界の頂に輝くタイムピース 「デイトジャスト」や「オイスター パーペチュアル」など、世紀を超えて続くアイコン。   ▶︎カルティエ|ジュエラーの美学 「タンク」や「サントス」は、直線と曲線を伸ばした建築的デザイン。アールデコの精神を身につけるような、芸術品のような腕時計。 ▶︎OMEGA|時代を駆けたテクノロジー 「スピードマスター」は宇宙へ、「シーマスター」は海へ。人類の挑戦とともに歩いた時計として、歴史の節目を象徴している。   ▶︎エルメス|フランスのエレガンス 革を知り尽くしたメゾンならではのストラップと、洗練されたフォルム。日常に寄り添う贅沢が決められている。   ▶︎GUCCI|70年代のモードを映す グッチのヴィンテージウォッチは、時に大胆に、時にクラシカルに。それはまるで、「ファッションの心」をそのまま映し出したかのよう。時計という枠を超え、身につける人の個性を引き立てる、希少な存在。...
スクリーンを飾ったアイコニックなバッグ

スクリーンを飾ったアイコニックなバッグ

  映画においてかかせないもの。 "物語、サウンド、そしてファッション" 映画時代や文化に影響を与える重要なメディアの一つ。特にファッションはキャラクターの個性や物語の背景を視覚的に表現する手段であり、時には映画そのものがファッショントレンドを生み出すこともある。 今回のSpotlightでは誰もが一度は憧れる、映画やドラマに登場したアイコニックなバッグをピックアップ! 休日に見た映画やドラマの主人公を真似してみたらきっと毎日の同じ景色がワクワクして見えるはず。   #1Hermesバーキン(Birkin)   映画「ブルージャスミン」(2013年)映画「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」(2001年) #2Chanelクラシックバッグ(Classic bag) ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(2002〜2003年) #3Christian Diorサドルバッグ(Saddle bag) ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(2000年) #4Chanelマトラッセハートバニティバッグ(Matelasse heart vanity bag)  映画「バービー」(2023年) #5Louis Vuitton × 村上隆キャンバスモノグラムマルチカラーポシェットアクセソワール(Canvas Monogram MulticolorePochette Accesoires)   映画「ミーン・ガールズ」(2004年) #6Christian Diorレディディオール(Lady dior)   ドラマ「ゴシップガール」(2008年)...
防寒アイテムで着飾って:冬こそ至高のファーアイテム

防寒アイテムで着飾って:冬こそ至高のファーアイテム

「冬はふわふわに包まれていたい」 そんな願望をお持ちのあなたにはこちらに注目です。ヴィンテージアイテムになれるファーは、品質の高い素材が採用されていて、20 〜30年経った今でも柔らかさや美しさよりしっかり守っているものが多い。 #1シャネルデニムファートリミングコート #2シャネル2.55 レザー×ファー2wayチェーンバッグ   #3ロエベムートンコート   #4 エルメスムートンケリーテディマフ#5 グッチ ムートンファージャケット  #6 シャネルファンタジーファークラシックフラップチェーンバッグ #7シャネル ファーココマークプレートマイクロハンドバッグ 2024年も残りわずか。でも、冬はまだこれから! あったか可愛いファーアイテムで年末年始も着飾ろう。 ※上記のご紹介の商品は全てVINTAGE QOO TOKYO表参道本店の在庫になります。
2025年はモカ・ムース!トレンドカラーで彩るワードローブ

2025年はモカ・ムース!トレンドカラーで彩るワードローブ

色の標準化で世界色彩的に有名な企業であるパントーン社(Pantone)が選んだ2025年の流行色は「モカ・ムース( Mocha Mousse)」モカ・ムースは名前の通り、モカコーヒーにムースを混ぜたような、クリーミーなブラウン系のニュアンスカラー。自然を感じさせるナチュラルな色合いが、温かさとエレガンスを引き立てる。2025年のローブワードを彩る注目カラー、モカ・ムースのコーデにクローズアップ!  おすすめコーデ#1  LOEWE ムートンスエードジャケット129,800円(税込)シャネル シルクサテンミニチェーンバッグ1,427,800円(税込)      おすすめコーデ#2 エルメス ウールジャケット87,780円(税込)ルイ・ヴィトンダミエオプティックピーディ キューブ327,800円(税込)      おすすめコーデ#3 シャネル カシミアロングコート327,800円(税込)   おすすめコーデ#4 GUCCI スエードウールジャケット76,780円(税込)  LOEWEトリコロールカラーアマソナ162,800円(税込)     おすすめコーデ#5 シャネルスエードココステッチベルトバッグ547,800円(税込)シャネルムートンブーツ129,800円(税込)      紹介した商品ラインナップ通り、スエードやファーアイテムのカラーリングでとても優しいモカ・ムース。一見単調な色のように感じるけど、素材の質感によって表情を変える変幻自在なカラー。
A pioneer story : シャネルスーツが変えた女性の未来

A pioneer story : シャネルスーツが変えた女性の未来

「時代が私を待っていたの。私は先に生まれたさえあればよかった」 by ガブリエル・ココ・シャネル(Gabrielle Cocoシャネル)   近年、インフルエンサーやK-POPアイドルなどの若い世代から指示を得ているシャネル ココシャネルがシャネルスーツをデザインしてから100年以上。今回のQOOのスポットライト時代ではを超えて愛され続ける「シャネルスーツ」のビハインドストーリーに迫る。    第一次世界大戦中、男性たちに代わって女性メンバーさまざまな職場で働き始めた。  その当時の女性たちは普段着ていた服装はウエストを絞られるコルセットや多層のスカートなど不自由な服装。 堅苦しく服装で働く女性の姿を見たココ・シャネルが提案したのは「ジャージ素材」。この新しいスタイルによって女性ファッションに新たな風が吹き込まれた。 「女性にも快適かつエレガントな洋服を着る権利がある」 by ガブリエル・ココ・シャネル(Gabrielle Cocoシャネル)  その後、英国紳士の優秀からインスピレーションを受け、ツイードを採用した「ノーカラージャケットとスリムな膝丈スカート」が登場。 本来、硬く重い素材だったツイードを軽量化、動きやすさとエレガンスさを両立。 ココ・シャネルのポリシーであった「女性の自立と自由」が男性のスーツスタイルを取り入れられ、新たな姿に進化。ココ・シャネルは女性らしさの固定観念を打ち破った先駆者であり、ゲーム・チェンジャーと言えよう。     ▲時代のアイコニックとともに存在し続けるシャネルスーツ。 ココ・シャネルはその生涯を通して、「古い価値観にならぬ自由で自立した女性像」という生き方を提案しました。 彼女の価値観は様々なアイテムから登場します。ぜひ、以下の記事もチェックしてみてほしい。 時代を超えたアイコン、クラシックバッグのビハインドストーリー 時間に縛られず、自由に生きて!プルミエールウォッチに関するビハインドストーリー宝石を身につけることができないために生まれたコスチュームジュエリーシャネルのスーツを身につけることとは、禁断の高級な服を着ることではなく、ココ・シャネルの価値観を身につけることそのもの。 時代を切り拓いた先駆者が勝手に、今永遠の定番となったシャネルスーツの魅力を、堪能してみてはいかがでしょうか。  
エルメス101 : エルメスの全て

エルメス101 : エルメスの全て

一度は耳にしたことがあるであろう「ケリー」や「バーキン」。これら伝説的なアイテムを生み出したブランドといえば、言わずと知れた「エルメス(Hermès)」。今回のスポットライトでは、このブランドの中の王様と呼ばれているエルメスの魅力に迫り、その奥深い世界をじっくり掘り下げていこう。   "伝説の始まりは1837年" 創業者である、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès)の苗字をとって、貴族の馬車に使われる馬具を作っていた工房としてスタート。アイコニックなロゴの馬車には乗客が描かれておらず、「馬車を引く馬(エルメス)を操るのは顧客である」というメッセージがこもっているシンボル。エルメスの製品は顧客に寄り添い、ライフスタイルを引き立てるものであることを意味する。   "ブランドを象徴するオレンジボックス、偶然が運命に"  第二次世界大戦中、資材不足の影響で、エルメスは従来のクリーム色の箱を使用できなくなり、仕方なくオレンジ色の箱を採用することに。 しかし、その鮮やかな個性は瞬く間に注目を集め、やがてエルメスの象徴となる。偶然の選択が、運命の決断となったのである。     "エルメスを代表するアイテム" #1 カレ(Carre)エルメスがスカーフを作り始めたのは、創業者一族の4代目であるロベール・デュマ(Robert Dumas)が、1937年にブランドの新たな展開として提案したことがきっかけ。最高品質のシルクで作られており、芸術品のような複雑で美しいデザインが特徴。 #2 バッグ  1892年馬具の製造技術をもとに最初のバッグを製作。この頃移動手段が馬車から汽車への過渡期と重なり、エルメスは顧客からの「汽車で旅をするための鞄が欲しい」という要望に応え馬具以外のアイテム製作にも乗り出す。 "そこで生まれたのがオータクロア(Haut à Courroies)" これががきっかけとなり、ファッションアイテムを展開するブランドとして第一歩を踏み出すことになる。その後、1903年には女性用のバッグや財布などのファッショングッズ、1927年には腕時計やファッション小物事業まで拡張していった。     "世界初のファスナー付きバッグ、ボリード(Bolide)" エルメスの「ボリード(Bolide)」バッグは、1923年に世界初のジッパー付きバッグとして誕生。創業者エミール=モーリス・エルメス(Emile・Maurice・Hermès)がアメリカでジッパーの特許に着想を得てデザインしたもので、旅行用バッグとして登場。丸みを帯びたフォルムと実用性が特徴で、現在でも幅広く愛され続けている定番アイテム。 "グレース・ケリーが選んだ、時代を超えるエレガンス"   元ハリウッド女優であり、のちにモナコの公妃となった「グレース・ケリー(Grace Kelly)」がパパラッチのカメラにさらされたとき、持っていたエルメスのサック・ア・クロアで妊娠中のお腹を隠した写真はとても有名な話。 それをきっかけに、この1935年に登場したエルメスのバッグはのち「ケリー(Kelly)」と呼ばれるようになる。      その他にも有名なバーキンやエブリン、コンスタンス、エールバッグ、ピコタンなど時代問わず愛され続けている名品がたくさん。 "エルメスは伝統を重んじながらも時代に合わせて進化を遂げている"エブリンについてはこちらをチェックコンスタンスバッグについてはこちらをチェック  ...