ルイ・ヴィトンの全盛期とも言える
90年代後半から2000年代前半に欠かせない人物、
「Marc Jacobs(マークジェイコブス)」
1997年、彼がアーティスティックディレクターに
就任した後、
ルイ・ヴィトンに巻き起こした新しい風は
時代を変えたと言っても過言ではない。
初登場のFW1998コレクション
1.ブランディングの変化と商品の多様化
ルイヴィトンの既存の広告キャンペーンには
専門モデルを起用した高級なイメージが強かったが、
マーク・ジェイコブスの新たなルイ・ヴィトンは
ブランドの未来につながる若者の方にも目を向け始めた。
セレブリティ、ファッショニスタを
ブランドのイメージモデルとして起用したり、
ファッションショーに立たせて世間の注目を集めた。
ダンスパフォーマンスや劇的な演出をショーに取り入れ
テーマに合わせた演出とストーリーテリングを導入。
それだけでなく、19世紀から続いている
ブランドを象徴するモノグラムパターンに
新色を取り入れたり、新たな素材を取り入れるなど
当時としては型を破るような動きをしていたので、
新しいことに敏感な若者には十分なアピールポイントが
あったのだろう。
ルイ・ヴィトン 1970年代
ルイ・ヴィトン 1998年-2000年代
当時のセレブリティ、若い世代に特に人気だった
2.アーティストとのコラボレーション、
限定コレクションを続々と展開
マーク・ジェイコブス時代に特に目立つのが
世界の色んなアーティストとの
コラボレーションと限定コレクションを展開。
彼の先駆けた動きは
アイコニックなモノグラムパターンの魅力を
より引き立てたことはもちろん、
ブランドの価値が高める大きな役割をした。
ルイ・ヴィトン x スティーブン・スプラウス
コラボレーション
2001
ルイ・ヴィトン x 村上隆
コラボレーション
Monogram Multicolor (2003)
Cherry Blossom (2003)
Eye Monogram serie (2003)
Monogram cherry (2004)
Monogramouflage (2008)
ルイ・ヴィトン
100周年記念コラボレーション
3.オートクチュールラインの成長
マーク・ジェイコブスのリーダーシップの下、
ルイ・ヴィトンはオートクチュール分野にも
新たな動きを見せた。
マーク・ジェイコブスが残した
偉大な時代の遺産を取り入れ
あなたのクローゼットをより
特別にしてみてはいかが?
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