3つの時代、1つのエスプリ
ファッションは進化し続けるけれど、真のアイコンは時を超えて輝き続ける。
今回のSpotlightでは、
シャネルの1995年・2005年・2015年春夏コレクションを振り返り、
各時代のムードとスタイルの変化を探る。
華やかでグラマラスな1990年代、
ロマンティックな2000年代、
そして女性の強さを称える2010年代。
移り変わるトレンドの中で、
シャネルのエレガンスはどのように進化してきたのか?
そのDNAに秘められた魅力を、
今から紐解いていく。
CHANEL DNA:
変わらないエレガンスの本質
#1 アイコニックなエレメント
ツイードスーツ、カメリア、チェーンベルト。
この3つはシャネルの代名詞と言える。
▼Spring Summer 1995
▼Spring Summer 2005
▼Spring Summer 2015
#2 インパクトの強いアイテム
コレクションを印象付ける
インパクトたっぷりのアイテムが必ず
存在する。
▼Spring Summer 1995
▼Spring Summer 2005
▼Spring Summer 2015
#3 大人になっても忘れない
少女のような感性
時代が変わっても
シャネルは乙女心くすぐるパステルカラーや
パール、リボン、フリルなどの要素を忘れない。
▼Spring Summer 1995
▼Spring Summer 2005
▼Spring Summer 2015
Fashion Evolution:
魅せるから、自分らしさへ
ファッションは時代の流れを映す鏡。
1995年はポップカルチャーと消費社会が生んだ華やかさ、
2005年はノスタルジック&幻想的な世界観、
そして2015年は多様性と社会運動がファッションに影響している。
#1 変わる女性像:
グラマラスから力強さへ
1995年:
スーパーモデル全盛期。
ミニスカ×クロップドトップで大胆&遊び心MAX。
2005年:
ボヘミアン×ロマンティックな
ムードがトレンドに。
2015年:
イメージが異なる
シャープなテーラリングとふんわりとしたものが共存し、
ファッションが自己表現の手段に。
2. シルエットの変遷:
タイト&ショート → リラックス&パワフル
1995年:
ボディコンシャス全開!
ミニ丈&クロップドジャケットで攻める。
2005年:
ゆるっと、直線的なシルエットで
ナチュラルに。
2015年:
オーバーサイズ×テーラードのコンビで、
女性の「かっこよさ」が主役に。
#3 シャネルの象徴「ツイードスーツ」の進化
1995年:
クロップド丈×ミニスカで、
モダン&セクシーに。
2005年:
フェミニンな要素がプラスされ、
柔らかい印象に。
2015年:
オーバーサイズ&直線的シルエットで、
洗練された新スタイルに。
シャネルの春夏コレクションは、
どの時代も「今を生きる女性」を映し続けてきた。
そして今、ファッションは自由。
"好きなスタイルを、好きなように"
あなたはどの時代のシャネルを纏う?